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技術特徴と加工能力

当社の技術特徴と加工能力を、実績値を上げながらご紹介させて頂きます。

加工能力

項目 実績 備考
最小加工径 φ0.05mm  
最大加工径 φ32mm  
最小加工長 L0.05mm  
最大加工長 L1200mm  
最大ネジ切加工長 300mm 多条ネジ可
その他 7軸制御の設備で、全面の複合加工が可能です。
※ 材料は、棒材からの加工となります。

技術特徴

1.難削材加工の実績

タングステンをはじめ、インバー、インコネル、チタン、純鉄、SUS316、SUS304など、多くの難削材部品を手掛けてきておりますので、難削材加工でお困りの際は、是非お問い合わせ下さい。

2.深穴加工の実績

難易度の高い、深穴加工製品を得意としています。
NC自動旋盤内での加工ですので、他の加工と同時に行う加工ですので次工程で行っていた穴加工が不要になり、コストメリットが出ます。お問い合わせをお待ちしております。

2-1.小径深穴加工

市販設備に特殊装置をプラスすることで、下記内容の量産体制を実現しました。

小径深穴 φ0.2×L8(SUM24L)
φ1×L20(SUS304)

2-2.大径深穴加工

φ23mm×深さ100mmのボーリング加工(SUM24L)
<<内径精度±0.01mm・内面粗さ10Z>>

3.微細加工

一切のゴマカシが利かない微細加工の領域では、「切ろうとする刃物」と「形状を保持しようとする材料」の、まさに’一騎打ちの世界’です。

この戦いを制し、思い通りの製品を作るには、敵(金属の成分・特性等々)を知り、己(刃物の材質・特性・粒 度・密度・研磨方法等々)を知り(改良を加える)、設備・加工条件や切削油等を含め、ムシり取る加工からリンゴの皮を剥くような切る加工へと、最適な組み合わせを実現する ことが必須となります。

当社は20年以上前から、この「知ること」を目的に高倍率(×500)の工具顕微鏡を導入し、「ミクロの世界 で、何が起こっているのか?」や、「条件や組合せを変えたらどうなるのか?」を、これ迄に3万枚以上の顕微鏡写真に収め、「問題解決の視覚情報」として活用し、切削加工の基礎となる微細加工技術を蓄積してきました。

φ80ミクロンの先端にクラウン加工(4ツ山)を施したプローブピンの部品です。

限りなく最適に近い条件で加工した部品は、変形もバリもゼロに近づきます。

繊細加工技術

φ70ミクロンに加工した軸にDカットのリード加工を施した部品です。

左が髪の毛で、右がリード部品です。

左が髪の毛で、右がリード部品です

どんな小さな部品でも。是非チャレンジさせて下さい。

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